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「色の新しい捉え方」を読んで
2012.05.30 Wed



著者の肩書はデザイナー.デジタルハリウッド大学教授,担当はデザイン概論・発想概論・色彩論など.

従来の色彩論は,色の本質に則っておらず根拠があやふやなまま理論を体系として完成させてしまっている.今後は,脳科学や物理学(特に素粒子理論)などの考え方も取り入れた,新たな色彩論を展開していかなければならない.従来の色彩論と区別するために,著者は新時代の色彩論のことを「先端色彩」と名づけています.

(前回触れた件ですが,ここに,人間の顔を四季に分けるパーソナルカラー診断」のことを根拠がありそうで,実はあやふやな従来の色彩論,と書いてありました.えーーー?そうなのーーーー??下に記したトマトの話もそうですが,1人で本を読んで知識を得ようとしている以上,色々な人の,色々な考え方や理論を幅広く知らないと,何が正しくて何が間違っているのか,簡単に知ることができませんね.)



色の科学的な裏付け,色の本質を理解しましょうという内容です.

色を物理的に説明しています.(詳しく書くと長くなるので簡単に記します.)

色は光,光は電磁波.
色はエネルギーを持っている→彩度を表す
色は時間を持っている→明度を表す
色には波長がある→色相を表す



脳科学的に明らかになっていること.

白を見てすっきりするのは,視床下部に残存する各色のRGB(RED・GREEN・BLUE)のばらばらな刺激を全て100%の状態(リセット)するから.

黒には刺激すべき波長がない.網膜の杆体細胞(色を識別する器官ではなく,明暗を見分ける器官)を刺激し,明暗のシグナルを送っており,それ以外の生理的な働きはないと言えるだろう.黒を見て安定した気持ちになるのは,刺激が何もなく,安心できるから.

(他には,青・ピンク・紫などなど書いてあります.)



それから,驚いたのがトマトの話.以前の読書記録にて書きましたが,それに似た話をまっこうから否定しています.

黒は紫外線を吸収するため,黒い布は日差しを遮るために使われています.しかし,人間には適度な紫外線も必要です.紫外線はビタミンDを生成するのに不可欠だからです.そうしたことから,「黒い服は着るべきではない」と主張する色彩の専門家がいます.彼は,2個のトマトにそれぞれ白い布と黒い布をかぶせ,太陽に当てたところ,白い布が被せられたトマトは元気だったが,黒い布のほうのトマトは腐った,という実験結果をもとに,「黒い布は紫外線を遮断してしまうため,体に害だ」といったようなことを言っていました.私は,その説明を聞いて,開いた口がふさがりませんでした.人間は,植物ではありません.黒い布を被せられたトマトは熱で腐っただけでしょう(黒は光を吸収するため,熱くなります).そもそも,黒い布は完璧に紫外線をカットするわけではありません.余分な紫外線から肌を守り,人に必要な程良い紫外線を通りします.黒の服を着てはいけない理由など,どこにもありません.(P143~P144)

(この本の中で特に注目すべき事項ではないのですが,前回のことがあったので抜粋して記しておきます.)

黒を着てもいいのね,ほっ☆



色彩心理学を全て否定するわけではないが,「赤が好き」→「情熱的な人」となどといった統計による平均値を出しているだけのものを個人の心理に当てはめるのは無謀.人の嗜好色は,その人の育った環境によって大きく異なる一方でまた,共通する部分もある.

→白を着ていると潔癖だとか完璧主義者だとか,黒を着ていると内向的だとか,そういうカラーによる性格判断のようなことは一切気にしなくていいんだ!!と吹っ切れました.



おわりに,「本書はこれまでの色彩の本とはまったく違う.少しでも色彩を知っている人には,その違いが分かるでしょう.」とあります.私には色彩の知識がないので,その違いが分かりませんが,少なくとも,前回の「色彩の教科書」よりはこちらが色を知る上では良いと思いました.今のところ,お勧めです.


なんだか薄い内容の記録になってしまいましたが,おもしろいことが沢山書かれてあります.ご興味ある方は是非☆


読んでいただきありがとうございました.
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Category:読書記録 | Comment(4) | Trackback(0) | top↑ |


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これは私も読んでみたい!
何が本当なのか???ですね~。
でも黒い服が体に悪くないって聞いてほっと
しました(笑)
ロリス | URL | 2012.05.30(Wed) 21:27 | [EDIT] | top↑ |

kokoさんこんにちは!

う~ん。科学的に色について考えたことがないので、
よくわからないのですが、
私は単純に、自分の直感を信じて色を選びます。

夏に黒いトップスを切ると、確かにじりじりと暑いし、
白い服は汚れるから、清潔にしなくちゃという意識が働くし、
赤い椅子だと、お店の回転が速くなるというのも
ある程度あたっているな~と思います。

どんなことにでもいえると思いますが、
科学的なことだけでは、人間は行動する基準に
しないと思うのです。
目に見えない規範や欲望によるところが
むしろ大きいのではないでしょうか?

黒が好きというだけで、人の内面も判断できませんしね!
私は、春系の明るい色が似合うらしいけれど、
かわいい恰好は似合わないし、性格は、男系なので・・
よゆみみ | URL | 2012.05.31(Thu) 17:28 | [EDIT] | top↑ |

ロリスさん,連続コメントありがとうございます☆

色について,こんな見方があると知ることができておもしろかったです.何事も人によって見解が色々ですし,正しいか正しくないかは別にして,勉強になりました.是非,読んでみてください^^
koko | URL | 2012.06.01(Fri) 01:18 | [EDIT] | top↑ |

よゆみみさん,こんばんは☆

いつも素敵なコメントをありがとうございます.ほとんどの人が,色を科学とは結びつけず,直感で選んでいるでしょうね!もちろん,私も.なので今回の本は,色の知らない世界を知ることが出来ておもしろかったです^^

目に見えない規範や欲望だと思っていることが,実は人にそう感じさせるために裏で科学的に分析された結果だということがあると,そういう場合は「やられた~」と思います・笑
私は,感覚派(一般的には右脳派と言いますね!)なので,こういう科学的な知識は,感覚を確かな言葉に置き変えるヒントにもなり,知ると嬉しくなります.もちろん,証明できることが全てだと思っているわけではありません^^
黒が暑いというのは科学的ですが,白を着て清潔にしなくちゃと思うのは,子供や汚れに無頓着な人には当てはまらないでしょうし,着る人による問題ですね!

性格が男っぽいとしても,着ている服の色がパステル系だと,第一印象は,話しかけやすい,柔らかそうな人だと感じそうです^^
koko | URL | 2012.06.01(Fri) 01:56 | [EDIT] | top↑ |

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